1年が過ぎて…2009年12月20日
どんぐりを播いてから約1年が過ぎ自然の素晴らしさを改めて感じています。先日紅葉していたアキニレもだいぶ葉が落ちました。春にまた葉をつけてくれるか少々心配ですが…。しばらく苗木たちも冬に入り生長がゆっくりになりますが、しっかりと維持していけるように見守っていきたいと思います。
アキニレの紅葉2009年11月28日
グリーンウェーブの庭の柿の木が今年も豊作です!アキニレの葉がすっかり秋色になり、紅葉しています。こんなに小さな苗木でもちゃんと紅葉するのだと感心してしまいました。ウバメガシやユズリハも変わらずに育っています。
ポット内の手入れ2009年10月8日
10月に入り気温も過ごしやすくなり、苗木たちもほっと息を付いているようです。雑草がポット内に目立つようになってきたので、1つ1つ取り除き土を足していきました。これから迎える冬に向けて苗木たちには頑張って根を張ってもらいたいです。
海の森植樹イベント2009年9月20日
秋の海の森植樹イベントに今年は植樹リーダーとして参加させて頂きました。
前日、前々日と台風の影響で優れなかったのですが、この日は夏のような青空が広がり再び暑さを感じさせる一日でした。そんな中ボランティアのみなさんのおかげで、4ヘクタールの植樹が無事に終えられたそうです。この植樹イベントに来ていただいたみなさん一人一人が一本でも多くの苗木を植えたい!そんな姿に私自身励まされた気がします。
また、この日みなと祭りに引き続きブースを出させて頂きました。3年後に海の森へ植樹する苗木を展示し、植樹に来ていただいたみなさんにご興味を持って頂けたようです。
素敵な出会い2009年9月9日
まだ残暑が厳しい中今日は雨が降り少し暑さは和らいでいるようでした。夏はやはりグリーンウェーブの庭の草木たちもぐんぐん伸び、葉も青々として元気に育っています。今月は海の森でイベントがあるので皆様に健やかに育っている苗木を見て頂きたいと思っています。
タブノキの苗床でオンブバッタに出会いました!
海の森下草刈りボランティア2009年8月29日
海の森下草刈りボランティア(8/29)最高気温32.3℃と、朝からとても暑い日でした。
この日初めて下草刈りを体験しました。下草刈りとは植栽した苗木の周りに生える草を刈り取ること、植栽した樹木に栄養が十分にいくように行う、森が健やかに育っていく為に欠かせない作業です。(また余談ですが、この植えた苗木たちが木々へと生長していくと、今度は間伐という作業を行う必要があります。これはまた次回お話します。)
実際に下草刈りが必要なエリア<風の森>に足を踏み込んでみると、私の身長(157cm)と同じ位、もしくはそれ以上の草が茂っていました!またその草に負けずと植樹した苗木もすくすくと生長していました。ここ海の森では葛のツルが辺りに沢山はびこっていました。今回この下草刈りでは鎌を用いての作業でした。道具として使用するのに少々恐いイメージでしたが、正しく使い方を知れば手でひっぱり抜くよりも断然、効率良く作業が出来る優れ物でした。
最後は使った鎌を研ぎ、保管方法なども学びました。私自身、この下草刈りを体験して思ったことは、植えた後の管理がとても大変だということを改めて感じました。植える作業よりも、森への手入れは大変なことかもしれません。今後この海の森を管理していく上で大きな課題となることと思いました。
虫食いヒメユズリハ2009年8月8日
夏真っ盛り!というお天気は少々言い難い夏のような気がします。苗木たちはそれぞれに特徴を持ちながら生育しています。ウバメガシとても強くしっかりと、アキニレは細いですが、ぐんぐん葉をつけ伸びています。ユズリハは写真の通り虫食いが多く、この先が心配です…。やはり葉がなめらかで柔らかいので虫たちにとってごちそうになってしまっているのかもしれません。元気なものは新芽を次から次へと出しています。
梅雨明けして2009年7月16日
梅雨が明けて、毎日強い日射しが照り続けていますが、鉢上げした小さな苗木たちはすくすくと育っているように見えました。この日、新芽を次から次へと出している苗を沢山確認することが出来ました。一つ一つポットをトレーから取り出し、雑草を取り除く作業をしました。
アキニレ
20鉢あった苗木が2鉢枯れてしまい、
現在18鉢は安定した生長を続けています。
ウバメガシ
強い日射しですが、葉は日焼けをしていないようです。
濃い緑色で艶があり、良好です。
ユズリハ
大きな葉になり、葉の数も前回と比べても分かるように随分と増えています。
最終鉢上げ作業2009年6月26日 最終鉢上げ作業
全ての苗木を鉢上げしました。一つ一つポットに移した数は合計で182個になりました。内訳は以下の通りです。
ウバメガシ71本
ヒメユズリハ91本(うち1本は発芽したての苗)
アキニレ20本(うち2本発芽したての苗)
元気に育っていって欲しいです。
日当たりのよい場所へ移動し、
土が少なくなったポットへ補充しました。
ドングリが2つに絡んで発芽していて、分けられずポットへそのまま移植しました。
ウバメガシ2回に分けて鉢上げしました。
小さかったアキニレもぐんぐん伸び葉数を増やしています。
ヒメユズリハ2回に分けて鉢上げしました。
最初の発芽からまた新芽が出てきました。
ヒメユズリハ(1)、アキニレ鉢上げ作業2009年6月18日
種を撒いてから約6か月が経ち、ヒメユズリハもトロ箱に沢山発芽したのでいよいよポットに一つ一つ移植しました。また、アキニレの苗も鉢上げしました。この日は前日に大雨が降ったおかげで、土が柔らかくとても作業がしやすかったです。土を掘り起こす際は移植ごて代わりにゴム手袋で作業をしましたが、小さな苗は繊細なので、一つ一つ素手で大切に植え替えていきました。
まだ種がついたままの苗木の姿もありました
腐葉土と赤玉土などをブレンドして植え替えます
91本のヒメユズリハ
20本のアキニレ
24.1℃/19.7℃2009年6月18日
新芽の蕾を確認しました。49本中3~4つほどの蕾ですが、しっかり根を張り育ってくれていることを実感しました。 また、蕾が開き赤い葉を広げている苗も2本確認出来ました。前回報告した赤い斑点の葉は、以前と変わっていませんでした。
ヒメユズリハの生長2009年6月7日
「みなと祭」から3週間経ち、苗木たちも安定した生育をしている様子です。前回の観察と比べると、ヒメユズリハの生長がとても著しく驚きました。葉数も増え、大きくなり、そろそろ鉢上げが出来そうな大きさになりました。近々ポットへ移植したいと思います。「ドングリの苗床(一度掘り起こしたウバメガシのどんぐり)」からも再び芽を発見しました。今後も要観察です。
場所を移動しました
ヒメユズリハ
ウバメガシ
アキニレ
28.9℃/18.8℃2009年6月7日
先月は何も問題がなかったはずの葉の表面に赤い斑点を見つけました。凹凸もあるこの斑点はどうして出てきたのか分らない為、現在問い合わせています。新芽の赤い葉を同じ色の斑点、病気でないことを願っていますが、他の苗木にも影響を及ぼしてしまうことを懸念して、しばらく苗床から少し離して育てていこうと思います。
第2回鉢上げ作業2009年5月14日
第2回目の鉢上げを行いました。晴天の為、水撒きをしながら作業を行いました。今回43本の苗をポットに植え替え、全部で67本のウバメガシがポットに用意出来ました。これから3年間このポットで育てていくことになります。大きくなっていくのが楽しみです。
5/5の写真から比べると葉が大きくなっています。
植替え後はたっぷりと潅水
左から「アキニレ」「ヒメユズリハ」の苗床、中央今回鉢上げした「ウバメガシ」の苗、右上は「ドングリ」(ウバメガシ)の苗床と前回鉢上げした「ウバメガシ」
ヒメユズリハの新芽。葉が出ているもので35本、芽が出ているもので65本でした。
23.4℃/15.5℃2009年5月14日
よく晴れ苗木たちは日差しを浴びてぐんぐん生長しているような感じがしました。実生の苗を鉢上げしてから約一年が経ち、苗木たちの生育もそれぞれに個性が出始めていました。新芽が出ているもの、そうでないものもはっきりしていて、一番高さがあるもので42cm、小さいもので12cmと生育の差があることを改めてこの日確認しました。小さい苗が大きい苗に被さらず均等に日差しを受けられるように配置を変え、ポットに生えた雑草を取り除きました。
ヒメユズリハの発芽2009年5月13日
待ちに待ったヒメユズリハが発芽しました。3種類の中で最後の発芽です。沢山の芽を確認することが出来ました。種がくっついたままの発芽も見つけ、下ごしらえをして蒔いたあの種から本当に発芽したのだと改めて実感したのと同時に、こうしてしっかりと息づいている姿を見ることが出来て本当に嬉しいです。まだまだ鉢上げには小さいのでこのまま大切に育てていきたいと思います。
苗床の様子
前回の観察から約一週間ですが、苗床では生長が著しく見られます。全ての苗床に角材を置きました。エアープルーニング(空気根切)効果もあり、分枝が促されると言われているそうです。鉢上げした26鉢中2鉢が枯れてしまいました…。おそらく、まだ苗が小さく、早すぎた鉢上げの結果だったと思われます。
鉢上げ第1回目2009年5月5日
播種床で育てていた苗の葉が2~4葉になってきたので、一つずつポリポットへ植え替えしました。今回は第一段として、ウバメガシの苗床1箇所のみ行いました。この日は朝から雨が降っていて、苗にかかる負担が大きい植替作業には、土壌が柔らかくなっている方が負担を低減出来るので、適している様でした。ポリポットの底には水抜き穴があるので、小石置きその上に赤玉の大粒を敷いた上に用土を被せ、播種床から丁寧に取り出した苗を一本一本植え替えていきました。発芽していなかったどんぐりは再び苗床に戻し様子を見ます。
底に赤玉土を敷きます
根を切らない様掘り起こします
深く埋めない様に気をつけます
一つずつの苗に
トレーに戻します
植替えた苗たち
まだ小さい芽の苗たち
全部で26鉢になりました
残りの苗床の様子
ウバメガシ
アキニレ
ヒメユズリハ
19.9℃/17.9℃2009年5月5日
先月まだ開ききっていない新芽が、あちらこちらで葉を広げていました。タブノキの新芽は赤いのが特徴的です。葉の長さも大きくなっているのがよく分かりました。タブノキを育ててから一年が経ち、新芽を付けしっかりと生長している姿に とても感動しました。
発芽2009年4月26日
発芽しました!暖かい日が続いていたので「そろそろ芽が出てくれないかな…」と思っていた所、ウバメガシ、アキニレの発芽を確認することが出来ました。しかしながら、ヒメユズリハの発芽は確認出来ませんでした。無事に芽を出してくれることを願っています。
まだまだ小さな新芽ですが、しっかりとその姿は確認出来ます。今後この小さな新芽を大切に堀り起こし、一つ一つポットに植え替えていきます。またその様子はこのページでお伝え致します。
場所を移動しました
ウバメガシ
アキニレ
ミミズを発見しました!いい土をしている証拠です
種まき後の様子2009年4月8日
先週から気温も上がり辺りは桜が咲き、春らしい気候となりました。苗床はというと…まだ新芽は出ていない状態です。暖かくなってきたので、こまめに潅水しようと思います。
ウバメガシ
アキニレ
ヒメユズリハ
20.4℃/12℃2009年4月8日
先月の観察で見つけた赤いつぼみが伸び、新芽の葉が顔を出していました。まだとても柔らかく、開ききっていない状態でした。他の葉も気温が高くなり、少しずつ伸びてきているようでした。
種まき後 -4ヶ月経って-2009年3月24日
先週末から暖かくなり、桜もちらほらと咲き始め春の景色が広がってきました。昨年、種まきをしてから約4ヶ月経った苗床も、「春の訪れが…」と報告したいところでしたが、残念ながらまだ芽は出ていない状態です。自然に還す為、厳しい環境でも対応出来る様に冬の間も苗床は屋外で育てていました。雪が降り気温が下がった頃は、土の上へおがくずや落ち葉を被せたマルチングをし、霜を防いでいました。
写真左列からウバメガシ・アキニレ・ヒメユズリハ
ウバメガシのどんぐりが割れて芽を出そうとしていました
まだ苗の芽は出ないものの、雑草は芽を出し始め…
13.6℃/4.5℃2009年3月13日
葉が一段と濃い緑色になったような気がします。茎の先端に赤いつぼみを幾つか見つけることが出来ました。赤い葉っぱの新芽が近いうち沢山確認出来そうです。
9.9℃/4℃2009年2月21日
まだまだ気温が低く春の訪れはまだ感じられませんが、苗木は根をしっかり張り安定した生育を続けています。
茎の先端が少し赤く色づいてきました。