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能登里山保全活動報告

2018年10月27日 おらっちゃ10周年記念植樹祭

石川県能登半島で活動しているNPOおらっちゃの里山里海さんと私たちグリーンウェーブが2008年から2011年の3年間共同活動を行ってから早7年が過ぎ、この度おらっちゃ成立10周年を迎える記念すべき植樹祭に参加させていただきました。

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荒廃した里山にどんぐりから育てた苗木が立派な木々に生長し、植樹した場所から見渡す景色が変わっている程でした。

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7年もの歳月を木々が教えてくれる自然の息吹き、また手入れをしっかりしているからこそ循環する里山の姿にとても感慨深い気持ちでいっぱいになりました。

今年も沢山の方々が植樹祭に参加され、約500本のクヌギを皆で賑わいながら植樹しました。

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変わらないおらっちゃの温かい皆さまにお会い出来本当に嬉しくまた懐かしい時間でした
おらっちゃの皆さま、本当にありがとうございました。

珠洲市は昨年芸術祭が行われるなど移動する最中にも沢山の作品に触れることが出来ました。

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海外から来る方はもちろん、他県から来る方々が里山や里海に興味を持たれ訪れることを願っています。

おらっちゃの森づくり運動2014

10月25日、26日に第6回おらっちゃの森づくり運動が行われました。
今年は私たちが東京で育てたクヌギの苗がやっと植樹が出来るまで生長したそうです。残念ながら私たちは参加することが出来なかった為、当日の様子を加藤秀夫理事長より頂戴しましたので、ご紹介させていただきます。

おらっちゃの森づくり運動2014

2014年10月25,26日に、石川県珠洲市の里山でクヌギの植林を行う活動「おらっちゃの森づくり運動2014」を開催しました。おらっちゃの森づくり運動も、今年で6回目を迎えました。いまや能登の里山保全の象徴的な活動になったこの植林活動は、今年も多くの方にご支援いただき無事終了することができました。

参加者は、総勢120名。金沢からお越しのボランティアの皆さん、茶道の先生のグループ、星稜大学生、連合石川の若手の皆さん。地元からは日置青年団、大野製炭、宝立小中学校の生徒の皆さん、NPO奥能登日置らい、里山マイスターネットワーク、珠洲市役所、そしてNPOおらっちゃの会員と、さまざまな団体の様々な世代が集まっての大イベントとなりました。

今回は、昨年度植林できなかった場所と、枯れてしまった場所の補植作業を行いました。今年はついに、東京で育てていただき、珠洲へ里帰りしたクヌギの苗を、山に植えることができました。また、平成22年に植林したクヌギがだいぶ育ってきたので、余分に伸びた枝を切る、枝下ろし作業を行いました。枝を下ろすことで、雪で幹が折れることのないように、また草刈りなど作業がしやすいように、という理由だそうです。今回は、結局クヌギの植林は150本程度、枝下ろしはほとんどすべてのクヌギで行えました。

植林作業を終えた後は、今年度新しくできた体験宿泊施設木ノ浦ビレッジにて、懇親会と宿泊です。美味しい料理とお酒、満天の星空、素晴らしい朝焼けの風景、素敵な朝食、参加者の皆さんも大満足のツアーとなりました。

翌日は、以前植えたクヌギの植林地に訪れ、クヌギががお茶炭として焼かれ、さらに萌芽が育ち再生している様子を見学しました。わずか1年で人の背丈ほど伸び、2年目には既にしっかりとした太さになっていました。クヌギの生命力とそれを上手に人が利用してきた里山の姿を、今も、奥能登で目にすることができることは素晴らしいことと思います。その後は、大野製炭へ行き、炭づくりについて大野長一郎さんからお話を伺いました。

このように、私たちの奥能登での小さな取り組みですが、少しずつ成果が上がっています。これからどんどん大きく育てていき、能登に人が幸せに暮らせる場を作っていきたいと思います。

おらっちゃの森づくり運動はこれからも多くの方に支えていただき、続いていきたいと考えています。どうぞご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

NPOおらっちゃの里山里海 理事長 加藤秀夫

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2011年11月6日 おらっちゃの森植樹活動

2011年11月6日 おらっちゃの森植樹活動

2回目となる植樹活動に今年も参加させて頂きました。当日は雨が降っていて昨年とはまた違った景色が広がっていました。到着後、大野さんのお母様方が能登で採れたお野菜たっぷりの温かな豚汁に、昔ながらの製法揚げ浜塩で握ってくださったおにぎりを大学生の皆さんが一つ一つ焼いてくれたおにぎりを皆で美味しく頂きました。一足先に到着している東京育ちの苗木達が大野さんお手製の苗箱で、のびのびと育っている姿を一番に発見し、届いてすぐに植え替えて頂けた事に一同とても感動しました。大野さん、お忙しい中本当にありがとうございました。能登と東京で同じどんぐりからほぼ同じ日数まで育てた苗木を比べたところ、10倍の差があり、東京育ちの苗はとても小さく大変驚きました。地下に植えるのと、ペットボトルのポットで育てるのとでは、こんなにも違うという事を集まってくださった皆さまも驚いていました。珠洲市長さんとご一緒に立派な木柱を立ててて頂いた場所へ記念植樹をさせて頂きました。雨模様の為、足元が取られてしまい思う様に動けず苦戦しましたが、120名近い皆さんが集まってくださったことにとても感動し印象に残る時間となりました。本当にありがとうございました。

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2010年11月7日 おらっちゃの森植樹活動

2010年11月7日 おらっちゃの森植樹活動photo Naka Nohagi

昨年に連携協定を結んでから一年が経ち、石川県珠洲市のおらっちゃの森にクヌギの植樹を珠洲市の皆さんと一緒に1000本を目指して行いました。お天気に恵まれ、おらっちゃを支えてくださっているお母さん方が作ってくださった、おいしい竹塩のおにぎりと豚汁でお腹を温めて、マイクロバスで揺られること10分、少しの山登りを経て、おらっちゃの森に着くと美しい里海を見渡す事が出来ました。約100人の皆さんがこの日の植樹活動の為にお集まりくださり、大野さんはとても嬉しそうでした。

筒を使った独自の植え方をレクチャーして頂き、二人一組で行いました。土壌が粘土質の為、埋める際少々力が必要だったことと、自然の傾斜へ植える作業は思っていた以上に体力が必要でした。それでも参加してくださった皆さん、一生懸命に将来炭となるクヌギの苗木を1本1本大切に植えてくださいました。終わった後の皆さんの笑顔には達成感で満ち溢れたものでした。この日植えた苗木がしっかりと根付いてくれることを願うばかりです。

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