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クヌギの苗木作り
2011年11月4日
いよいよ能登へ帰る日になりました。一つ一つ水抜きをし、ポット内の雑草を取りながら計5箱、100本近い苗木を段ボールに詰めました。 今年から苗木たちの生長が見られないと思うと何だか急に寂しくなりましたが、能登の故郷でしっかりと育ってくれることを願いました。
2011年10月31日
いよいよあと数日で2年間東京で育てたクヌギともお別れです。
急遽1年早く能登へお返しすることが決まり、11月6日の植樹祭でおらっちゃの森へ植えることになりました。少しずつ紅葉してきたクヌギの姿ですが、あと数日すると葉が落ちる頃になりますがその姿や、新芽をつける姿が見れなくなるのは、とても寂しい限りです…。しっかり能登の里山で根付き、立派な木に育ってくれることを願って能登へお送りする準備をしたいと思います。
2011年9月30日
秋の風を感じる頃になり、暑かった夏を乗り切ったクヌギの苗もやっと一段落しているようです。
涼しくなった気候もあり、葉が少しずつ緑から黄色に変わってきています。これから葉が全て落ち、寒い冬をまた迎えますが、春に新芽を沢山吹かしてもらえるよう冬支度をして見守っていきたいと思います。
2011年8月30日
暑い日が続いた8月でしたが、大きな変わりはなく苗木達は育ってくれました。
煌々と強い日射しを浴びてしまう時間を減らす為、場所替えをしてから葉焼けは少し落ち着いた様です。
いよいよ11月に能登の里山へ還す日が決まりました。
2011年7月29日
天候が不安定な中ですが、苗木達はすくすくと育っています。
去年は虫食いが気になっていましたが、今年はさほど被害がなさそうです。この暑さで虫も普段通りの生活が出来なくなっているのかもしれません。大きな葉を広げた間にも次から次へと若葉が広がっています。いよいよ今年、東京育ちの能登のクヌギは故郷に帰る予定です。生長を遂げいつの日か大野さんの作る炭になるこの苗木たちを残された時間の中でしっかりと育てたいと思います。
2011年6月30日
鉢上げ後ペットボトルの苗鉢に全て切り替わり、葉をぐんぐんと広げて生長しています。
この連日の酷暑で少しクヌギの上の方の葉が焼けてしまっているようにも見えました。
念の為苗床の場所替えを行いました。無事にこの暑い夏を越してくれることを願っています。
2011年5月31日
苗木達に負けぬと雑草も大いに茂り始めたグリーンウェーブの庭です。
先月、根切りを行い床替えしたポットの苗木は若葉を一段とつけて勢い良く生長していました。
今回全てのポットの床替えが終了しました。無事に根付いてくれることを願っています。
ペットボトルの苗床は大雨が降るとすぐに水が下部分に溜まってしまうので、根腐れしない様こまめにチェックをして手入れをしていきたいと思います。
2011年4月17日 床替え作業
とても日射しの強い日曜日、待ちに待ったクヌギの床替え作業をしました。
昨年、炭焼き職人の大野さんにクヌギの根切り・床替えの大切さを教えて頂き、皆で新しい床になるポットを作る為、ペットボトルを集めていました。(キャップはエコキャップ活動に協力しています。)前回の観察から約2週間で全ての苗が新芽から大きな葉を広げ、太陽の光をいっぱい浴びているようでした。黒土や赤玉土、腐葉土を混ぜ、ポットに入っていた土と合わせ、一つ一つ取り出し根と幹を切り植え替えました。今後の観察が楽しみです。
2011年3月31日
よく見ると、細い枝から緑色の新芽がお目見えしています。
この季節は何度迎えてもわくわくします。あちらこちらで植物が芽吹く姿は本当に健気でいて力強い。
これから暖かくなり一斉に葉っぱを広げる日はもうすぐそこです。
2011年2月23日
東京にも雪が降り、グリーンウェーブの庭が一面真っ白になりました。苗木ポットにも雪が積もった為、一つ一つポットを手に取り雪かきをしましたが、終わった頃には見事な晴天だったということを炭焼き職人の大野さんにお話させて頂き、植物にはどれだけ日光を浴びることが出来たかという機能があるそうで、その結果生長にも大きく左右するとのお話をしてくれました。「雪の状態から30分、1時間でも早く変えた雪かきはきっと伝わっていると思いますよ」との言葉に気持ちが温かくなりました。春に無事新芽が開いてくれることを願っています。来月はいよいよ床替えの作業です。
2011年1月30日
苗床の整頓をしました。敷いてある枕木は全て外し掃除をして、苗木ポットを1つ1つ取り出し雑草などを取り除く手入れをしました。これからここを出発し、自然の中で育っていく300個近い苗木たちに語りかけながら行う作業は時間があっという間に過ぎました。
2010年12月30日
すっかり葉が落ちて、小さな蕾のついたクヌギの姿を見る度、春の芽吹きが待ち遠しくなります。3月は床替えの作業があります。根切りを行い、ポットを今よりも大きくし、生長を促すことが目的です。この冬を越して、現在育っている全ての苗木を床替え出来るようにしたいです。
2010年11月30日
ほとんどの葉が落ち、細い枝となりましたが、良く見るとちゃんと蕾を見つけることが出来ました。これから冬に入りますが、能登で生まれたどんぐりです、きっと東京の冬は乗り越えられることでしょう。今月能登に行った際、大野さんにレクチャーして頂き、3月には苗木達の鉢替え作業を行います。
2010年10月31日
緑色だった葉が先の方から茶色くなり始めました。まだ完全には落葉していませんが、おそらく時間の問題です。こんな小さな苗木も冬に向けて準備をしています。来月始めにはこのグリーンウェーブの苗床から5鉢程能登へ渡ります。
2010年9月30日
大分暑さが和らいできた今日。グリーンウェーブの庭にある柿の木にもオレンジ色に色づいた柿が今年も豊作です。クヌギも夏の青々しい葉の色と比べると、どこか秋らしい色味になってきているように感じます。11月に石川県にて植樹を行う際、東京育ちの苗木を数本持参する予定になっています。少し寂しい気持ちもしますが、元気に巣立っていけること願っています。
2010年8月31日
まだまだ暑い夏ですが、めげずに苗木たちは育っています。朝晩の水やりをたっぷりと行っていますが、やはりそれでも土の乾きは早いように感じています。一鉢、葉の先が茶色く枯れてきてしまった状態を見つけてしまいました。強い日射しのせいでしょうか…。一時期、葉っぱを食べてしまう虫の発生もこの暑さのせいか、すっかり見かけなくなりました。
2010年7月25日
毎日とても暑い日が続いていますが、木の下で育っている為、太陽の光を上手く調整出来ているようです。そのお陰で葉が日光で焼けずに育っています。夏場は水やりを一日2回行っています。心配していた虫食いの被害は少し落ち着いてきたように思えます。
2010年6月4日
前回の観察から約一カ月が経ち、とても大きく広がった葉の生長に驚いています。また茎も随分と伸びています。今回の観察で気になっているのが、虫食いの被害です。あっという間に葉が食べられてしまっていて、被害が広がってしまいそうです。能登で育てている苗床の状況を尋ねたところ、虫食いの被害はほとんどないとの報告でした。おそらく、コガネムシかガの幼虫ではないかとのことでしたが、未だ犯人は発見出来ていません。なるべく薬品の使用を避けたいので、このまま様子を見ていきたいと思います。
2010年5月7日
発芽からあっという間に伸び、二葉が四葉、六葉と増え苗床が緑の葉っぱでいっぱいになり、いよいよ鉢上げの日を迎えることになりました。ゴールデンウィークは見事な晴れ模様で、気温も暑いと感じるくらいの気候だった為、苗床の芽はぐんぐん生長したように思えます。クヌギの根は直根型の為この大きさでも根がしっかりと張っており、トレーからはみ出ている位でした。エアープルーニング(海の森苗床参照)効果を期待しつつ、鉢上げする際少し根を切る感じでポットに移し替えていきました。まだ小さい芽もあった為、今回の鉢上げは全部で89個となりました。近々第二回目の鉢上げになりそうです。
2010年4月25日
ついにクヌギの苗床から発芽しました!
嬉しい気持ちとほっとした気持ちでいっぱいです。発芽は海の森で育てているウバメガシやタブノキのどんぐりとほぼ同じ時期のようでした。つくしの様にん苗床から沢山出てきているのがよく分かります。どのくらい鉢上げ出来るか楽しみです。
2010年2月19日
寒い日が続いています。クヌギの苗床は以前に敷いた枯葉がしんなりと腐葉土化してきた状態で、新芽はまだ発見出来ませんでした。 今はしっかり芽を出してくれることを願って見守るばかりです。
2010年1月17日
クヌギのどんぐりを播いてから一カ月が過ぎました。能登の冬よりは断然温かい東京の冬にも、土に霜が張り苗床の土を触ってみるとカチカチでした。少しでも霜よけ対策になればと、枯葉のたっぷり入った腐葉土を少し上から被せました。無事に芽が出ることを願うばかりです。
2009年12月5日
どんぐり播き
グリーンウェーブの庭に能登からやってきたクヌギのどんぐりを播きました。
1層目に赤玉土のゴロ土、2層目に特製の腐葉土と鶏糞、赤玉土を混ぜ合わせ土壌を整えました。その上に自然に木から落ちたように寝かした状態でどんぐりを播き、土を軽く被せ、下から流れてくるまで灌水しました。
芽が出てくる日を待ちに待っています。
2009年11月30日
クヌギどんぐり到着
珠洲市大野製炭工場の大野さんからクヌギのどんぐりが届きました。
このどんぐりは大野さんが5年前に植樹したクヌギの木から出来たそうです。
大切に育てていきたいと思います。