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隈研吾氏との特別イベント開催
NPO法人GreenWaveは、2024年9月27日(金)に東京大学工学部HASEKO KUMA HALLにて、隈研吾特別教授を迎え、特別イベントを開催します。今回のテーマは「これからの里山と広葉樹林の新しい循環」で、特に石川県南加賀エリアの里山問題に焦点を当て「里山の荒廃問題にデザインと先端材料の力で挑む」ことになります。
イベント概要
日時 | 2024年9月27日(金)16:30~20:00 |
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場所 | 東京大学工学部HASEKO KUMA HALL(本郷キャンパス) |
特別ゲスト | 隈研吾特別教授(東京大学)ほか、井上岳一先生(日本総研チーフスペシャリスト) |
主催 | 小松マテーレ株式会社 SEKISUI HOUSE - KUMA LAB |
出展内容
- 里山広葉樹×カボコーマシート:
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里山の広葉樹を活用し、カボコーマシートと組み合わせた新しい建材・家具の提案。軽量で耐久性のある製品を紹介します。展示物には、KUMA LAB による里山の広葉樹を活用した家具プロトタイプ。また、小松マテーレ作の家具が2種類、炭素繊維を使った軽量で極薄の吊り戸も展示されます。
- グリーンビズ・グラウンド:
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能登の廃瓦を利用したコンクリート舗装材の展示。震災復興を支援し、環境保護への貢献について紹介します。
- 耐震補強材:
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カボコーマストランドロッドやPシートを使った耐震補強技術を展示し、最新の建築安全技術を紹介します。
- ベリフォーマーの紹介:
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排水処理の新技術「ベリフォーマー」による環境改善技術の紹介です。ベリフォーマーは、産業廃棄物の余剰汚泥を最大100%削減することが期待できる画期的な商品でありCO2排出を削減し、持続可能な未来に貢献することが期待された商品です。
見どころ
展示会場(ラウンジ)では、里山の広葉樹林の持続可能な利活用に焦点を当てた先進的なソリューションが提案されます。具体的には、熱可塑性炭素繊維複合材料「CABKOMA」と里山の広葉樹を組み合わせた極めて薄い天板や、広葉樹そのものをデジタルデータ化し、デザインした家具などが展示されます。これらの取り組みは、里山の循環型社会に向けた新たな可能性を示すものです。
イベントの背景
我々は、2012年から東京大学と小松マテーレ株式会社と協力し、サスティナブル・プロトタイピングラボの研究を支援しています。本イベントでは、デザインと技術がどのように社会問題の解決に役立つかを探求し、持続可能な未来を目指すための新たな視点を提供します。
NPO法人GreenWaveの役割
NPO法人GreenWaveは、東京大学の研究活動を評価し、小松マテーレ株式会社と協力して持続可能な未来の構築を目指しています。本イベントを通じて、環境保護や社会問題への取り組みの重要性を広く発信します。
このイベントを通じて、私たちが目指す持続可能な社会と環境保護の重要性を広く知っていただきたいと考えています。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
これからの里山と広葉樹林の新しい循環 | SEKISUI HOUSE - KUMA LAB